ハングル文字は面白い
壁画の話ついでにもう一丁・・・。
2000年、と随分前のことですが、当時、(株)ちゃんと。の取締役をされていた川西氏が独立して韓流レストランを立ち上げたときの事。”神腑菜辛”(かぷさいしん)のネーミングは(株)ちゃんと。のBOSS岡田賢一郎氏の命名。インテリアデザインはSWANS I.D.土壁(珪藻土壁)や壁を覆う帆布にハングル文字をざっくりとした感じで書いて雰囲気を盛り上げようと、内装引き渡しとオープンの間隙をぬって挑戦することになりました。
梯子や脚立を使う事もなく、また、絵を描く事もないシチュエーションでまず、日本語で文章を作りプロの方にハングルに訳してもらい、それを書いて行くというものでした。
午後からお店に入り夜の9時位に終了の予定でスタート。ハングル文字はなんとなくカタカナっぽいイメージを持っていたのですが、いざ仕事にかかると理解できない、読めない・・・・・。
とたんにお先真っ暗に!日本語や英語の仕事であれば、当時壁画などの仕事のアシストをしてくれていた井上恭伸君に僕のすぐそばで原稿を読み上げてもらい、レイアウトを考えながら書いて行くといういつものシステムが初っ端からもろくも崩れ落ちてしまいました。原稿を読み上げるはずの井上君もどう読んでいいのかも解らないし、原稿を手にして見ても、形がにていて、一体今どこまで書き進んでるのかさえ、あやふやで、休み休みでなければとんでもない間違いを引き起こすぞと二人でその進め方を考えました。結果、漢字でいうところのつくりとへん。あるいは上の部首と下の部首それぞれに分けて伝えてもらう事にしました。たとえば”左右2部構成、左は豆の上の横棒のないもの、右はカタカナのト”という具合に・・・・・・(^l^)/。ただ、どうにも表現の出来ない形は二人の共通の知り合いの人の名前を総動員して、例えばスタッフの名前などをあてがって読み上げてもらいました。なんとか書き上げたのは朝日が街に一杯に広がって、窓を通して室内に入り始めてから随分立った頃でした。それでも、難解なハングル文字に人の名前を借りて付けるたびに二人でケラケラと笑い倒しながら進める作業はちょっぴり楽しいものでした。どなたかまた、ハングル文字を壁に書かせてくださいな!面白い文字に名前をつけたい人一杯おるんですわ。井上君また手伝って頂戴!!